喫煙者だった父が買ったりもらったりしていた使い捨てライターが、今でも時々片付け中に出てきます。
そうすると困るのが、その捨て方。
中身の液化ガスを抜かないとごみに出せないんですが、けっこう手間がかかるんですよね…。
自治体によっては「使い捨てライター回収ボックス」というのがあって、そこに入れればOKだそうですが、残念ながら仙台市ではまだ無かった。
それどころかこんなHPまであって、何が何でもこの中身始末しなくては…!ってなる。
中身の液化ガスを抜く
中身を抜くには、つまりここが下がってればいいのです。
例え火が付いてなくとも、ここが下がっていれば「シュー」というか細い音がして、これで液化ガスが気体になってどんどん減っていくので。
ネット上には
洗濯ばさみやテープで固定する、上の金属カバーを外すと出てくるスキマにつまようじを刺す、という方法が。
わたしはこんな風にしてみました。
糸でぐるぐる巻き。
今回のライターは古いタイプなので、ここが凸の形になってます。
板を指でぐいっと下げたら、このへこみに引っ掛けるように糸を何回もキツく巻き付けていくと固定されます。
で、テープでこの糸を固定して。
試しに火をつけてみると、ちゃんとガスが出ているのを目視できます。
本来は安全のため『野外で、火はつけずに作業する』のが推奨されているのですが、以前テープで固定して外に放置したらだんだんそのテープがズレてきてたらしく、あんまり抜けていなかったんです。
なので今回はあえて家の中で、火をつけたまま見守り、完全にガスが抜けるのを確認します。自己責任で。
テーブルの上にこういう状態で手元に置いてゲームしながらチラチラ見守りました。
火をつけてから5分でふっと火が消えてしまいました。
そのまま触らず少し放置して(ライターがアッツアツに熱されてるので)
もう一回糸をまき直し、火をつけてみます。
2回目だと火の勢いがこんな弱い。この状態で3分も放置していると、また火が消えます。
ほら液化ガスが減ってる。
火が付かなくなると、レバーを押してももう「シュー」と言わなくなります。
そしたら一晩水につければOK。
もっとお手軽になってほしいけど
使い捨てライター、購入は簡単ですが廃棄はちょっと面倒です。
でも作業せず捨てたらごみ収集車が火ダルマになったり焼却炉が爆発したりしたら悪いので、やるしかない。
そもそも簡単に中身が抜けるように作ってくれたらありがたいのですが、そうすると今度は安全性に問題が出るのかもしれないし…
個人的にはこの作業、寒い時期に向いていると思います。
火をつけるので熱せられた本体がすぐ冷えるので、作業時間が短くて済みます。
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