革製品を水で濡らしてしまいました…対処した結果

この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

雨の威力がひどいですね。被害が早く収束してくれれば…
幸い東北はどこも被害がないようです。


まあ被害がないだけで梅雨なので、普通に雨は降っていて、先日ひどい目に遭いました。
と言うか私個人のただのうっかりミスですが、

自宅駐車場に革財布を落とし、一晩、水に浸け込んでしまいました…。

車から降りた時に落としたようでドアの脇に転がっており、紛失騒ぎにはならなかったので治安の良さというかそもそも夜は人通りのない田舎っぷりがありがたいのですが、

財布がべっちゃべちゃ…
あうう…お気に入りなのに…大切にしてたのに…

というかとりあえず拾って復旧作業です!

革製品は水で濡らしたら即対処

革製品に水は厳禁なのは、濡れたところがシミになるから。
でも今回の場合、シミどころかほぼ水没というレベルで濡れています。

このまま乾くとたぶん、全体的にまだらにシミが出てしまう、さらに革の表面が硬くなって割れてしまう恐れも出るでしょう。

調べたところ対処方法は

すぐ拭き取る
陰干しで完全に乾かす
クリームを塗る

なるほど。

まず中身を全部取り出しました。中の仕切りも、入れてたお札までぐじょぐじょ…幸い他はクレジットカード2枚のみなので、このお財布だけに手間をかける事ができます。
千円札はテーブルで放置。日本のお札は丈夫ですから。

タオルで挟みます。平べったいお財布だったから多少グッグッと押しても形崩れの心配がないのがありがたい。
1枚目は全体的にしっとりするくらい水分が取れ、2枚目を使ったらようやく湿りにくくなりました。

後は陰干し。

形くずれを防ぎたかったのと、乾くのが多少速くなるように、間に紙を挟みます。

挟んだ紙をきっちり折らずにボコッとさせているのはわざとで、このほうが空気が入りやすいかな?と思ったからです。実際はどうだかわかりませんが…

紙を取り替えたのは3回くらい。
少しずつ挟む紙を減らし、完全に乾くように心がけました。

よれよれの紙を量産しまくった

時間にして1日、乾燥に費やしたんですが、どうも「これで乾いた…かな?いや完全と言っていいのかな?」という判断に困る状態に。湿度が高いからかもしれません。

そこでちょっと冒険し、半日のあいだ扇風機の風を当ててみました。時々ひっくり返して全体に満遍なく送風。

革の乾燥はドライヤー厳禁!なんですが、それは熱で革がダメになるからという理由なので、扇風機ならいいだろう、という思考です。
…うん、ようやく「すっかり乾いた」レベルに乾きました。

そしてクリームを塗っ…しまった靴クリームを切らしていたんだった!
タイミングが悪い!

急場を凌ぐため、とりあえずニベアを使います。以前靴に使って平気だったし。

手にたっぷりとニベアを取り、まずはそのまま手に塗り伸ばします。
で、しっとりした手のひらでお財布の表面を、少し強めに撫でていきます。
表面だけではなく、中の革部分もちゃんと指でナデナデ。

おお…輝きが戻ってくる…

こんな感じ。

ほぼリカバリーができたと思います!

作業を書き出すとなんだか冷静そうですけれど、実際は必死で作業しちゃいました。
コンクリートの地面に落ちていたべちゃべちゃ財布を見たときはヒエッてなりましたから…。

後は使いながら様子見です。
これからも大切に使い続けようと思います。今回はひどい目にあわせてごめんよ財布…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました