以前のプロフェッショナル(NHKの番組)で、革製品のプロがお手入れの仕方を説明しながら革鞄をピカピカに磨きあげていました。
ビフォーアフターの写真を上げていてその余りの差に感動し、私もチャレンジです。
手入れをするのは白い革靴
5年前に購入した合成革のパンプス。
「いっぱい歩ける」というキャッチコピーの通り歩きやすく、同じものを2足買って使い回している愛用の靴です。
一応今までも帰宅したらシューキーパーを突っ込み、寝る前に軽く布で拭ってから片づける…という日常のお手入れ(?)はしていたんですが、白いせいでどうしても汚れや傷が目立ちます。
ちょっとでもマシになればなという気持ちでチャレンジ。
やり方は顔のスキンケアと同じ
保科さんという方によると、革製品のケアは
コットンで拭く(汚れ落とし)
↓
ハンドクリームでマッサージする(保湿)
という、人間のスキンケアと同じ扱いでOKのようです。
「おうち時間を楽しく!プロの極意」という1月の放送回でしたが、料理みたいにHPにレシピが出ている訳でもなく、内容の確認はオンデマンドのみのようです。
(この回、興味深かったんですが革製品ケアのパートだけを目当ての場合、オンデマンド購入はご注意。革製品は10分弱で終わりです。私的にはほかにコーヒーの淹れ方が楽しかったです)
簡単に書くと、
30倍に薄めた台所用洗剤で湿らせたコットンで汚れを拭きとる
↓
ハンドクリームを手に伸ばして、その手でマッサージする感じで革を撫でる
↓
乾いた布(番組ではストッキングを使っていました)で磨く
という手順。
濡らさない、ゴシゴシしない、クリームを直接つけないなど、注意すべき事も言っていたので、気になるならNHKオンデマンドを購入してもいいかもしれません。単品なら¥220だし。
やってみた、感想
顔の手入れと同じだと考えればそう大変なことではないな…と感じました。自分の顔は毎日だけど、靴は時々でいいし。
私にとって一番面倒なのは薄めた洗剤を作ることでした。
コップに水をちょっと入れて台所用洗剤を数滴垂らし、そこにコットンを5枚入れてぎゅっと握りました。
濡れコットン完成。コップはそのまま流しに置いて、後で他の食器と一緒に洗う事にします。
後は前述の通り、コットンで拭きとり、クリームで保湿して古いタイツでくるくると撫でました。
ビフォーアフターはこんな感じ
やり終わってみて眺め、うーん…あんまり変化はないかな?という拍子抜けした出来だったんですが。
まあコットンはけっこう汚れたし、綺麗にはなったんだろ!と考えつつ台所でさっきのコップと共に食器を洗い、戻ってきて眺め直してみると…
あれっ?…輝いてる?!
ナンデ?さっき「なーんだこんな程度か…」と思ったはずなのに…
念のために取っておいた写真を見返してみると、一目瞭然。
こことか特に。
…なぜ?なぜ直後に気付かないの?わたしの目は節穴か?!ってくらい違いました。
簡単なのに効果抜群でした
あんな簡単な作業でこんなに変わるなんて、すごい…。
歩きやすくて気に入っている靴なので、これで長持ちしてくれるといいな。
そして、作業前に写真を撮っておいてよかったです。
何しろ「あれ、ここ汚れてたような…気のせいかな」ってレベルで綺麗になるので、やり終わった後に細部の変化に気づくためには記録が必要(個人の感想です)。
確認し終わったら消せばいいんだし。
後で確認したところ、保科さんという方は革製品の修理では有名な方なんですね。
スゴい技をありがとうございます、これからこの方法で手入れします。
靴を綺麗にできるっていいですね。出かけるとき、一瞬鑑賞してから履いてしまいます。
コメント
[…] 急場を凌ぐため、とりあえずニベアを使います。以前靴に使って平気だったし。 […]