前回、とりあえずの解決を見せた我が家の門扉です。
門扉を開けたときの「ギィィィィ…」がホラー映画の効果音からホームドラマの効果音「キィッ」くらいにマシにできて一安心…はしていたんですが、やっぱり満足はできていませんでした。
やったらちゃんと効果が出てくれたので、さらに欲が出たというか…
だってこの門扉、元々音なんて出ていなかったんです。最初の頃、静かにスッスッと出入りできていた事を思い出すと、あの快適さをもう一度!となり、
もっと何かできないかなーと考えてました。
そして門扉を通る度になんとなく観察していたところ、
………ん?
蝶番部分の部品が…少ない…?
説明
まずこれが、本来の姿。
蝶番の部分に、2枚の板が挟まっているのを確認できますでしょうか。
外してみると、こんなシロモノです。
固いゴムでできている輪っかと、もっと固めのゴム…いや、金属…か?って感じの固い輪っか。
つまり我が家の門扉の蝶番はこんなふうに、
蝶番の下は筒、
上は棒になっていて、
輪っか2枚を間に通して差し込む状態でできている訳です。
(イラスト、へたっぴですいません)
なのにこの輪っか、写真赤丸の、上側は2枚あるのに下側には1枚しかない。
右は動かしません。左だけで開閉している、まさにそちらに部品不足の箇所がある。
…え、いつから?!
最初からここだけ1枚だった…って訳はないだろうし…
前回修理したときは…だめだ思い出せない!というか、見ていたのかもしれないけど意識してなかった…
実験してみる
左の門扉を持ちあげて外し、2つの蝶番から輪っかを外してみました。重かった…
ためしにこれで開閉してみた所…
なんと無音!
音がすっかりしなくなってしまいました…!新品当初の、静かな使い心地が復活…!
やったッ!門扉修理完!
………いやいや、待って待って!じゃあこの輪っかの存在意義は?外したままでいいの?
いや、たぶんこの輪っかも意味があって仕込まれていたんだろうし、一時しのぎなら良くてもずっとこれで過ごしたらダメだろう…多分!
部品がない
とりあえず、騒音の残りの原因らしきものが発覚した訳です。
一か所だけ部品不足だったから力が均一にかからなくてギーギー言っていた可能性が高い。
つまり、この足りない輪っかを補ってあげればいいのでは…?
それではと、外した部品を片手に近所のカインズに行ってみました。
店員さんに事情を話して部品を見せたところ、「いやー、無いですね~」という返事。そ、そんな…
余談ですがわたしはここの店員さんが好きで、何故かというと担当のコーナーの人だったら即、的確な返事をくれるんです。
以前椅子のネジを紛失した時、残ってるほうの部品を持って行き「同じのが欲しい」とパート店員さんに見せたら一瞥しただけで「ああ、ありますよ」とネジコーナーから全く同じものを迷いなく取り出してくれたのはすごかった。
今回もそれを期待したのですが、色よい返事は伺えず…。「水道のゴムパッキンに形だけなら似たようなものがありますが、たぶんそれとは違う」という追加情報をくれました。
諦めきれず水道部品のコーナーに行ったら…おっ同じものがある!
と思うもののぬか喜びでした。合わせてみたらサイズが全然違う。店員さんの言った通りでした。
すごいなあの店員さんゴムパッキンの大きさまで頭に入ってるのか…この店のヌシか?
感心しつつスゴスゴ帰宅してきました。
発想の逆転、そして勝利
さて、どうしよう。現時点では輪っかなしのまま使って、音がしない快適さを味わっていますが、ホントに部品なしのままでいいんだろうか…
…
……
………はっ!
ひらめいた!
反対側!右の部品を、左に持ってくればいいのでは…?
ためしに右を外してみたら、左の輪っかとちょっと材質が違うみたいでした。とりあえず付け替えてみたところ…ばっちり!音がしません!よかったー!
右の門扉は普段動かさないので輪っかなしのまま過ごし、外した部品は保管しておいて、同じ部品を入手できたら戻そうと思います。
これで、完!がんばったー!前回に続き、自分でここまでやれて面白かったです。
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