突然ですが、わたしは頭痛持ちです。
全然嬉しくない体質ですが「相手が頭痛持ちの場合、そんなに親しくない人でも頭痛トークで盛り上がる」という特典(?)はあります。あの辛さを分かち合う同志よ…みたいな気持ちになるからでしょうか。
まあ、一口に「頭痛持ち」と言っても、頭痛の原因はひとつではありません。
そして困るのが「頭痛が原因の頭痛」です。
なんのこっちゃって思われるかもしれませんが…
「頭痛が痛い」はある意味当たってると思う
例えば熱中症・歯痛・脳卒中など、頭痛って他の病気の副産物ってこともあり、これはその原因を改善すれば頭痛も収まるので解決策が分かりやすい(即、治せるのかは別として…)のです。
でも片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛など、いわゆる「頭痛持ち」のひとの頭痛って原因が
気圧の上下や遺伝、
ホルモン、
ストレスあるいはストレスから解放されてリラックスした、
そもそも理由不明…
など。原因に対して何もできない事が多々あるんですよね。
台風の前後とかホント酷い。
早く台風どっか行ってくれ…みたいな事思いながら痛みに耐えるあの辛さ…。
生理の時も酷い。
おなかがずっしりと重痛いのに頭までズキズキしだして「頭とお腹と、どっちを抱えればいいんだー!千手観音になりたい!それがダメならせめてカイリキー!」くらいには理性的にモノを考えられなくなります。
他の人にはなんでもない事で痛くなる、つまり「頭痛持ちだから痛い」。
なので、治療じゃなくて対症療法になり、うまく付き合っていく方法を模索していくことになります。
クスリは対症療法として必須
対策として、睡眠をちゃんと取る・アルコール・ナッツ・チーズを控えてみる・ストレッチなどありますが、それは頭痛が起こる前の話。ひとたび痛くなったらもう、頭痛薬を飲んで安静にしているしか術がないです。
そして頭痛薬は痛みを抑える、いわばその場しのぎ。飲んで治るわけではありません。
でも飲んで痛みが治まってくれたときのあの安堵感…。
「飲んだら治まるという安心感が得られる」という意味では、頭痛薬は必須だと思います。
飲みすぎはもちろん危険ですが(飲みすぎると頭痛薬が原因で頭痛が起こることも)、早めに飲まないと効きが悪いので見極めが難しいんですよね…痛いときに冷静に判断するのも辛いものですし。
なので、痛くないときに調べておきました。
おくすりの成分4種類
頭痛鎮痛剤の基本成分は4種類。
それをいい割合に混ぜたり、あるいは純粋にその成分だけ使ったりして頭痛薬はできているそうです。
一つ目はロキソプロフェンナトリウム水和物。効き目が早く出るのが特徴。
「ロキソニンS」はこの成分のみのおくすり。
二つ目はアセチルサリチル酸。アスピリンもここに入るそうです。
特に頭痛に効くそうで、「バファリンA」がこれ単一。
三つ目はイブプロフェン。胃にやさしいのが特徴。
「リングルアイビー200」が単体のもの。
四つ目はアセトアミノフェン。副作用が少なく、安いのが長所。
「タイレノールA」が単一成分のもの。
以前、雑誌「クロワッサン」の頭痛の本に、“単一成分の頭痛薬を飲んで自分の症状に合うか合わないか・効くか効かないか試してみる”という方法が勧められていました。
それを読んで思い出したのですが、以前、頭痛薬を飲んだのにさっぱり効かず…耐えられなくて違う種類の薬を飲んだら、スッと治まったという経験をしたことがあります。
それまでは最初の薬でちゃんと治まっていましたし、その後もちゃんとその薬は効きました。ほんとにあの時だけ、何故か効かなかったんですよね…。
あとでこの成分4種類の事を知り、調べてみたら確かのその時の2種類の薬は成分が違っていました。混合だったけど中身の成分が微妙に違う。
それ以降、頭痛薬は成分を分散して2種類以上を持つようにしています。
薬とのお付き合いは続く
今現在はハッキリエースとバファリンAで頭痛に対処しています。
ハッキリエースはアセトアミノフェン主成分で、
バファリンAはアセチルサリチル酸。
基本はハッキリエースを飲み、効かなかったらバファリンAにお出まし願う、という自分なりの使い方のルールも決めています。
頭痛で苦しむのは変わらないんですが、自分で調べたりルールを決めたりすることで「やれることはやっている」という気持ちになれるので、薬をとっかえひっかえして続けていこうと思っています。
これを読んでくださったあなたは、もしかして頭痛持ちでしょうか。お互い頑張っていきましょう…。
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